JISの漢字の使用の統計

利用分野別の漢字の使用頻度数
  漢字表(作成年月)
1  IBM 2245漢字印刷装置文字セット一覧表(47.4)/6,792字
2 情報処理学会漢字コード委員会標準コード用漢字表試案(46.10)/6,086字
3  明治生命保険相互会社漢字コード表(46.6)/5,355字
4  大蔵省主計局収容文字表(48.8現在)/4,276字
5  富士通標準文字表(45.3)/4,271字
6  大蔵省印刷局常用文字の調査(37.1〜41.12)/4,009字
7  全日本漢字配列協議会全国統一新配列による常用漢字目録(43.7)/4,003字
8  国立国会図書館収容漢字表(48.8現在)/3,956字
9  林四郎、小林信子“語彙調査四種の使用度による漢字のグループ分け”
(46.9)/3,915字
10 森岡健二“漢字の層別”(49.1出版)/3,624字
11 国土行政区画総覧使用漢字(47年度)/3,251字
12 内閣調査室収容漢字表(48.8現在)/3,181字
13 日本生命収容人名漢字(48.8現在)/3,044字
14 読売新聞社1倍明朝(基本活字)文字数(47.1)/2,925字
15 国立国語研究所資料集8“現代新聞の漢字調査”中間報告
(41.1〜12)/2,876字
16 行政情報処理用基本漢字に対する符号付与に関する調査研究報告書“付表”
(50.3)/2,817字
17 日本タイプライター株式会社和文タイプライター文字A配列表
(40年頃)/2,792字
18 国語シリーズ64 各種漢字表字種一覧(43.3)/2,696字
19 日本タイプライター株式会社N.T.C.漢字入力システム用文字コード表第一次分
(50.1)/2,671字
20 日本生命漢字コード表(42.2)/2,628字
21 NHK文研用語研究部“ラジオニュース語い調査漢字集計表”参考菅野謙
(43.3)/2,613字
22 株式会社写研SPICA“一寸ノ巾式”メインプレート(49.4)/2,508字
23 サンケイ新聞社(大阪)サプトンシステム鑚孔機鍵盤文字配列及び符号表
(48.10.1)/2,319字
24 日本テレビ放送網株式会社“文字表示装置用字母”(44.12)/2,302字
25 電話番号簿活字鋳造量(39.)/2,097字
26 菅野謙“当用漢字表に含まれない漢字”(放送で使う漢字の範囲の検討のために)
44.4)/2,095字
27 NHK文研用語研究部“国語教科書出現漢字表”(49.6.19)/2,022字
28 毎日新聞社さん孔機文字盤(49.9.1改)/1,992字
29 6社協定新聞社用コード表(CO-59)(34.8)/1,985字
30 共同通信社文字出度調査100字集計結果(46.6)/1,977字
31 日本経済新聞社KKB文字表及び符号表(48.6.25改)/1,952字
32 日本科学技術情報センター収容漢字表(48.8現在)/1,864字
33 当用漢字表(2.1)/1,850字
34 電総研漢テレコード表1(40年度)/1,834字
35 電総研漢テレコード表2(44年度)/1,831字
36 雑誌記事索引自然科学編における漢字の頻度調査(42.1)/1,411字
37 日本工業標準調査JIS会職業分類コード(JIS C 6266-1972)(4.73.1)/733 字
JIS調査対象漢字一覧より

重みごとの漢字数
重み    漢字数(概数)
28以上   2,000
19以上   2,500
13以上   3,000
7以上   4,000
4以上   5,000
1以上   9,500
重みとは特定の漢字が幾つの漢字表に採用されているかの数

中国国家標準総局制定
中華人民共和国国家標準信息処理用漢字編碼字符集
第一級漢字(使用頻度が最も高いのもの)    3,755字
第二級漢字(頻度が第一級より低いもの)    3,008字
                   合計  6,763字
中国で発行されている新聞や雑誌に使われている漢字の99%以上が第一級漢字に含まれている。
阿辻哲次「漢字のベクトル」〈ちくまラブラリー88 筑摩書房〉より

漢字制限
昭和21年11月 当用漢字表(1,850字)
  23年 2月 当用漢字別表(当用漢字1,850字のうち、義務教育の期間に読み書きともにできるように指導すべきもの881字)
        当用漢字音訓表
  24年 4月 当用漢字字体表
  26年 5月 人名用漢字別表92字
  48年 6月 当用漢字音訓表
  51年 7月 人名用漢字別表28字追加
  56年 5月 人名用漢字別表54字追加、284字
  56年10月 常用漢字表(1,945字)
平成 2年 4月 人名用漢字別表118字追加
法令・公用文書・新聞・雑誌・放送等、一般の社会生活において、現代の国語を書き表わす場合の漢字使用の目安を示すものとして漢字の範囲が定められてきた。